お知らせ一覧.

事務局からのお知らせ

多摩未来創造フォーラム2013

ネットワーク多摩では、今秋「多摩未来創造フォーラム」を開催します。
「地域連携において大学の役割はどうあるべきか」を統一テーマとし、連携を基軸として産官学の各界トップが多摩地域の現状と将来を語るために課題を持ち寄り、解決策を議論しあうフォーラムといたします。

■テーマ   「地域連携において大学の役割はどうあるべきか」
■開催日  平成25年11月10日(日) 13:00~19:00
■会 場   中央大学多摩キャンパス(〒192-0393 東京都八王子市東中野742-1)

アクセス:多摩モノレール『中央大学・明星大学駅』直結 徒歩0分

■主 催   公益社団法人 学術・文化・産業ネットワーク多摩

多摩未来創造フォーラムは終了しました。


■来賓講演 「大学と地域振興~最近の施策動向~」

■基調講演 「学生を育てる一歩を踏み出した多摩の企業」

■第1分科会「首都直下型大地震における多摩地区を拠点とする公民協働による後方支援の戦略」

         ◇「東京都の被害想定・地域防災計画について」

         ◇「311東日本大震災における後方支援の事例と教訓~首都直下地震に際しての学ぶべき事柄~」

■第2分科会「保健、医療、福祉で地域貢献」

         ◇「現場における教育と研究の実践」

■第3分科会「大学の使命(機能と役割):人材育成を通じた社会貢献」

         ◇「地域再発見番組「多摩探検隊」制作がもたらす人材育成と地域貢献」

         ◇「多文化共生の地域づくりと大学の役割―「八王子市多文化共生推進プラン」作成の経験から」

■第4分科会「生涯学習とスポーツで地域貢献:地域活性化のための方策」

         ◇「地域と協働する大学づくりのあり方」

         ◇「地域と協働する大学‐住民・学生・教員、全員参加型学びの健康スポーツ事例紹介」         

プログラム、発表要旨、申込は下記をご覧ください。


チラシはコチラ ↓

130927多摩未来創造フォーラム表.pdf

130927多摩未来創造フォーラム裏.pdf

◆参加費

機関お申込み 10,000/1機関(人数制限なし
個人お申込み   1,000 無料/1人 
懇親会   3,000/1人

お知らせ・・・・個人でお申込みいただいた方は参加費を無料といたします。すでに個人でお申込み、お振込された方については、フォーラム当日に参加費を返金させていただきます。(11月1日掲載)

◆お申込み方法

機関でお申込みの方:機関名、担当者氏名(ふりがな)、役職、住所、連絡先(電話、FAX、Eメール)、フォーラム参加人数(全員の氏名、希望分科会、懇親会参加の有無)

個人でお申込みの方:氏名(ふりがな)、所属機関名、役職(または学部・学年)、住所、連絡先(電話、FAX、Eメール)、希望分科会、懇親会参加の有無

を明記の上、郵送、FAX、Eメールのいずれかの方法で下記まで。

〒191-8506
東京都日野市程久保2-1-1 明星大学20号館 6階 
(公社)学術・文化・産業ネットワーク多摩事務局
TEL     042-591-8540 FAX  042-591-8831
E-mail     office@nw-tama.jp  

■開催趣旨

多摩未来創造フォーラムについて

皆様の御理解、御協力により、いよいよ多摩地域大学理事長・学長会議は第5回目を迎えるまでになりました。それを機に名称を「多摩未来創造フォーラム」に切り替えさせていただきました。その理由を申し上げます。

既に多摩地域の人口はピークを迎えようとしております。またグローバル化の進展により、日本のものづくりの一大集積地であったこの地域から大規模工場を中心に移転の兆しも見えます。更に少子化による若者人口の減少に直面し、ネットワーク多摩の組織的核である大学の一部でもキャンパス立地の戦略上、都心回帰を本格化しようとしております。これを「縮む多摩」と形容している報告書も出てきております。ネットワーク多摩はこのような状況が早晩現実化することを見据えて結成した経緯があります。

今こそ多摩地域の産官学は首都圏を代表する創造的で活性化された地域としての地位を維持するため力を結集すべき時期が到来したと思われます。第4回までの多摩地域大学理事長・学長会議での課題設定を更に敷延化し、連携を基軸として産官学の各界トップが多摩地域の現状と将来を語るために、課題を持ち寄り、解決策を議論しあうフォーラムとして「大学理事長・学長会議」を再構築することを平成25年度の総会を以ってお認めいただきました。今回が文字通り第1回目のフォーラムとなります。以上のご趣旨に賛同の上奮ってご参加とご協力をいただきたいと思います。

(平成25年5月24日)

 

■プログラム  


全体会
■主催者挨拶  小川哲生氏(明星大学学長、学術・文化・産業ネットワーク多摩会長)
■会場校挨拶  福原紀彦氏(中央大学学長)
■来 賓挨拶      小松親次郎氏(文部科学省高等教育局私学部長)

           「大学と地域振興~最近の施策動向~」

 高度な知識基盤社会の到来やグローバル化の進展等の中で、高等教育機関に求められる役割は一層多様化しています。大学と地域社会との関係も例外ではありません。大学には、地域の中核的存在の一つとして、自らの様々な知的資源を活用し、他の機関などとも連携するコミュニティーの一員の立場から、地域が直面している様々な課題解決に取り組み、教育研究及び地域の活性化を図ることが一層求められています。 
 本日は、大学と地域振興をめぐる政府全体及び文部科学省の最近の施策動向についてご説明します。

 

■基調講演    臼井努氏(京西テクノス株式会社 代表取締役社長)

          「学生を育てる一歩を踏み出した多摩の企業」

基調講演要旨

多摩地区を中心としました、埼玉県南部から神奈川県中央部までを網羅した国道16号線沿線の「広域多摩」地 域のGDPは25兆円以上といわれ、実にこれはアメリカのシリコンバレーの約2倍の規模となります。計測・ 分析、電子デバイス、航空機、自動車、通信など先進の産業が集積した大経済圏を形成しています。この工業系 事業所が3100社以上も犇く多摩の地で奮闘しております企業活動の具体例をご紹介します。また、個性あふ れる多摩の企業と同地域に展開されている80校に上る短大・大学の学生との距離を縮めるインターンシップ、 スカラーシップ等の取り組みについて、企業側の立場からの考えを述べます。


分科会
第1分科会 「首都直下型大地震における多摩地区を拠点とする公民協働による

       後方支援の戦略」


コーディネーター  長坂俊成(立教大学大学院21世紀社会デザイン研究科教授)

第1分科会要旨

東日本大震災は、大規模広域複合災害に対する防災対策と応急対応の脆弱性を鋭く突き、応急対応機関の初動対応に大きな打撃を与えた。また、瓦礫処理や仮設住宅や災害公営住宅の用地確保など、復旧・復興のための事前の復旧・復興計画が未整備であったため、被災住民の生活再建や地域コミュニティの再生、産業復興を大幅に遅れている。そうした中で、岩手県においては、遠野市や住田町はじめとする内陸の自治体が後方から沿岸被災地を支援する応急対応が有効に機能した場面も見られた。この後方支援は、災害発生直後に相対的に被害の少ない隣接自治体が、地理的近接性と土地勘、被災地との平時の交流や人的関係等を活かし自ら機動的に救助活動や食料等の救援物資提供を行う直接的な後方支援とともに、広域から救援に入る応急対応機関や応援自治体を受援拠点として受け入れ、それらの機関に場所や施設、情報等を提供し、また、水先案内人として支援機関と被災自治体との橋渡しや調整を行うなどの中間支援から構成される。後者の後方支援に際しては、他府県からの救援自治体やライフライン等の指定公共機関や地元の建設、輸送、流通、医療機関、福祉施設、民間事業者との調整も必要となる場合もあり、内陸の基礎的自治体が単独で受援基地をコーディネートすることは極めて困難であり、都道府県や国等との協働が期待される。そこで、本分科会では、首都直下型大地震における多摩地区を拠点とする公民協働による後方支援の戦略と協働に基づく後方支援体制を支える情報共有プラットフォームの在り方について討論する。

話題提供       前田哲也氏(東京都総務局総合防災部計画調整担当課長)  

           「東京都の被害想定・地域防災計画について」

話題提供要旨

○ 地震による災害から一人でも多くの生命及び貴重な財産を守るためには、まず第一に「自らの生命は自らが守る」という自己責任原則による自助の考え方、第二に他人を助けることのできる都民の地域における助け合いによって「自分たちのまちは自分たちで守る」という共助の考え方、この2つの理念に立つ都民と公助の役割を果たす行政とが、それぞれの責務と役割を明らかにした上で、連携を図っていくことが欠かせない。
○ 東京は、多くの都民の生活の場であるとともに、日本の首都として政治、経済、文化等の中枢機能が集中している世界でも有数の大都市である。地震による被害の影響は国内にとどまらず、全世界に及ぶものであり、地震による災害から東京を守ることは、行政に課せられた責務である。
○ 震災対策の推進に当たっては、区市町村が基礎自治体として第一義的責任と役割を果たすものである。その上で、広域的役割を担う東京都が区市町村及び国と一体となって、都民と連携し、都民や東京に集う多くの人々の生命・身体及び財産を守るとともに、首都東京の機能を維持しなければならない。

話題提供              佐藤隆雄氏(防災科学技術研究所 客員研究員)

           「311東日本大震災における後方支援の事例と教訓

            ~首都直下地震に際しての学ぶべき事柄~」

話題提供要旨 

311東日本大震災における後方支援の事例をみると、以下に示す特徴的事例があった。
① 関西広域連合による対向支援
② 岩手県遠野市における後方支援拠点の設置と支援実態及び教訓
③ 岩手県気仙郡住田町における後方支援の実態と教訓
④ 各種専門家後方支援の実態と問題点
これらの後方支援の教訓に学び、首都直下地震に際する多摩地区の後方支援の在り方について提起し、皆さんとともに、議論が出来ればとおもっております。


第2分科会  「保健、医療、福祉で地域貢献」
 

コーディネーター  井上圭三氏(帝京大学副学長)

第2分科会要旨

医療系学部、学科を有する大学にあっては、これまでも附属病院などにおける地域住民の診察、治療を通じて目に見える形で直接地域貢献をしてきてきました。又市民講座の開催、学校医師、歯科医師、薬剤師の派遣など、を通じて地域の保健衛生の推進に関わってきたことも比較的よく知らせていると思います。現在我が国にあっては少子高齢化が進み、医師不足など医療体系の破たんさらには介護保険、健康保険制度の破たんも囁かれる事態になっています。一方で医療技術の進歩は著しく高度の医慮を実践するためには医療に携わる多職種医療人(医師、薬剤師、看護師、臨床検査技師、放射線技師などなど)と患者さんを中心としたチーム医療が重要と認識されるに至っています。がんの化学療法、緩和療法などで在宅医療が推進される今、医療人が力を合わせて患者さんのQOLをベストに保ち、治療していくことが求められます。大学と地域(クリニック、医院、薬局など、)そして患者さんとの連携を推進するとともに、連携の重要性を大学教育において強調し地域貢献を推進する医療人を育成する事も我々の務めと心得ます。

話題提供     井上和男氏(帝京大学ちば総合医療センター地域医療学教授)

                              「現場における教育と研究の実践」

話題提供要旨

本フォーラムの統一テーマは、「地域連携において大学の役割」です。しかしながら、私は現在において、大学こそ良き教育と研究のために地域を必要としてい るのではないかと思います。現在の我が国における急激な社会構造の変化、例えば少子化や長寿化など超高齢化社会への変貌、そしてそれに伴う社会の扶養力低 下などは、否が応でも保健・医療・福祉などを含めた社会のあり方の変化を迫っており、これはここ多摩地区も例外ではありません。
この第2分科会に おいて、私は自分自身の地域における経験をお話ししたいと思います。私が医師としての大半の経歴を過ごした山間地域では、一足早くこうした変化が訪れまし た。医学教育において地域の現場で学ぶこと(Practice-based learning)は、良き医療人の育成のために必須です。このため、地域包括医療の実習を現地スタッフと協力しながら行っています。また、地域医療の現 場で得た疑問や仮説について研究(Practice-based research)を、診療所医師時代から続けてきました。こうしや教育や研究活動を通じて、その成果を地域にお返しする、それが私の分野、地域医療にお ける大学の貢献だと考えます。



第3分科会 「大学の使命(機能と役割):人材育成を通じた社会貢献」

コーディネーター 佐藤信行氏(中央大学副学長、中央大学法務研究科教授)

第3分科会要旨

大学の機能・役割の第一は、研究・教育を通じた社会貢献に他なりません。しかし、今日の大学では、伝統的な「講義教室での教育」を超えて、地域や社会と連携した人材育成がはじまっています。この分科会では、教育プロセスの連携自体を社会貢献とする仕組み、や大学による地域人材育成等について、中央大学での事例をご紹介し、次の展開の可能性を考えたいと思います。

話題提供              松野良一氏(中央大学総合政策学部長)

         「地域再発見番組「多摩探検隊」制作がもたらす人材育成と地域貢献」  

話題提供要旨

中央大学FLPジャーナリズムプログラム松野ゼミでは、2004年から多摩地区に埋もれている魅力や歴史を再発見しようという番組「多摩探検隊」(毎月1本10分)を制作してきた。取材対象はマスコミが扱わない、多摩地区の豆腐、コンニャク、酒、煎餅などの名産品や織物・工芸品の職人さん、戦争体験者の証言、戦後秘話、町の歴史など。当初、多摩テレビ1局での放送だったのが、2013年4月までに、多摩地区6局をはじめ、首都圏、九州地区など合計19局(視聴可能世帯数は約260万世帯)にまで拡大した。制作された全番組(同年8月現在112本)は、ユーチューブでも視聴できる。
また、昭島市、清瀬市、八王子市、府中市で、小学生を対象とした「子ども放送局」「子ども新聞ブログ」プロジェクトを開催。サポートは中央大学の学生が行っている。
こうしたメディア表現活動は、『企画→撮影(取材)→編集(執筆)→アウトプット(映像、活字)』というプロセスを踏む。その過程で、参加者である大学生や小学生は、コミュニケーション能力、企画力、プレゼン力、マネジメント能力、礼儀やあいさつ、社会性、自己効力感などの多様な能力を開発させていく。大学生が、番組制作というツールを持って積極的に地域に出て行き、地域の人、文化、生活、産業、歴史と接触し、地域を再発見していく。その活動が、人材育成と地域貢献を可能にしている。

話題提供              森茂岳雄氏(中央大学文学部教授) 

          「多文化共生の地域づくりと大学の役割

           ―「八王子市多文化共生推進プラン」作成の経験から」

話題提供要旨

 中央大学が所在する八王子市には、現在約9,000人の外国人市民が居住し、約3,100人の外国人留学生が地域23大学等に在学している。同市ではこれまで、定住化が進む外国人市民への生活支援として日本語学習支援や多言語による生活情報の提供、各種相談の対応などを行ってきた。しかし、外国人市民にとっては、教育、医療、住居、就労、防災など多くの生活場面において、言語の壁や生活習慣・文化の違いなどによって生じるさまざまな問題が依然として顕在している。
 このような状況に対応するために、八王子市では2006年に外国人市民会議を発足させ、地域における多文化化の現状と課題を明らかにし、3期に渡ってそれに対する提言を行った。そして、これらの提言を踏まえ、今年「八王子市多文化共生推進プラン」が策定された。私は、この外国人市民会議、及びプランの策定に当たった国際化推進プラン検討委員会の委員長としてその任に当たった。この実現には、行政だけでなく、地域にある教育機関、市民団体(NGO/NPO)、企業等との連携協力が不可欠である。
 本話題提供では、「八王子市多文化共生推進プラン」作成の経験から、地域における多文化共生にむけた課題を明らかにするとともに、この課題解決にむけた大学における地域貢献として、学生(留学生を含む)による日本語学習支援や多言語による生活情報の提供、通訳・翻訳ボランティア、大学コンソーシアムとの連携による外国人留学生関連事業、それらを円滑に進めるための大学における「地域連携推進室」の設置などの意義と可能性について考える。


第4分科会 「生涯学習とスポーツで地域貢献:地域活性化のための方策」

コーディネーター 瀬沼克彰氏(桜美林大学名誉教授)   

          「地域と協働する大学づくりのあり方」

話題提供要旨

大学の3つの役割。教育、研究、社会貢献の中でわが国は、社会貢献はかなり遅れている。目下、各大学は、この遅れを取り戻すべく、多様な取り組みをはじめている。文科省は『大学改革実行プラン』(平成25-27年)で地域再生の核となる「COC構想の推進」①をスタートさせ、課題解決における優れた実践につなげるプログラムに人件費、システム整備費を出し始めている。そこで、本講義では、これから実効策を練るために必要な、全国の先進事例を紹介し、地域活動の支援、多様な機関との連携、人材育成などの参考資料②を提供し、今後の推進方策について話したいと思っている。
① COC構想(Center of Community)
大学が地域の課題を直視して解決にあたる取組みを支援し大学の地域貢献に対する意識を高め、その教育研究機能の強化を図る。
② 地域と協働する大学づくりの事例
1.就学者のキャリア形成の支援 2.住民の地域活動・社会貢献活動の支援 3.地域の諸機関と連携 4.地域の人材づくり 5.地域づくりの中心となる
学生支援 6.遠隔教育の充実

話題提供     梅澤佳子 氏(多摩大学 経営情報学部准教授)  

              「地域と協働する大学‐住民・学生・教員、全員参加型学びの

         健康スポーツ事例紹介」

話題提供要旨

近年、大学は地域のさまざまな課題解決に向かって知の拠点となり、協働し、貢献することが求められています。特に多摩地域には「郊外の再生」という大きな課題があります。この課題を解決するプロセスは、東京23区内とは異なる郊外型の魅力あるライフスタイルと大学のあり方をデザインすることにほかなりません。今はまさにチャンスの時であると考えます。
 健康スポーツを通じて、こどもたちの健やかな成長、シニア・高齢者の健康的なくらしを支援し、共につながり、支えあう仕組みづくりへの展開を意識した大学の活動事例をご紹介します。
 学生と教員が地域に跳び出し、住民のみなさんと切磋琢磨しデザインする協働の学びの事例をもとに、分科会参加者の皆さまと活発な議論ができればと思います。 


クロージングセッション  

           分科会コーディネーターによる報告


懇親会 


 

※先般関係機関に配布しました本フォーラムのポスターとチラシに誤記がありましたので、下記の通り訂正します。

(誤) 第2分科会 「保健・治療・福祉で地域貢献」

(正) 第2分科会 「保健、医療、福祉で地域貢献」

多摩未来創造フォーラム表.jpg

一覧に戻る