まちづくり・ものづくりコンペティション

「まちづくり・ものづくりコンペティション2017」の受賞団体が決定しました

12月16日(土)、立川市の国営昭和記念公園、花みどり文化センターで「まちづくり・ものづくりコンペティション2017」本選のプレゼンテーションが行われました。本選の結果は次のとおりです。

最優秀賞

【創価大学 経営学部 安田ゼミ teamACT】 フィールド地:八王子市
記憶をずっと、笑顔をもっと 〜MCIから始める認知症予防〜

優秀賞

【東京経済大学 山本聡ゼミナール、御朱印班】フィールド地:東村山市
村山×寺×御朱印 ~御朱印で地域に愛着を~

【電気通信大学 西野ゼミ】フィールド地:調布市
コミュニケーションロボットの開発を通じた地域活性化 〜話し上手&聞き上手なロボットによる生活サポート〜

奨励賞

【実践女子大学 チームトリプルC】フィールド地:日野市
持続可能なコミュニティカフェの展開 〜人々を巻き込む緩やかなネットワークの構築〜

【東京経済大学 山本ゼミ、東大和市班】フィールド地:東大和市
ひがしやまとの食の今昔物語 ~多摩の文化を味わい、知ろう!~

【中央大学 FLP地域・公共マネジメントプログラム 細野ゼミナール】フィールド地:立川市
立川をより魅力的にするためにららぽーと立川立飛がとるべき戦略 〜アンケート・ワークショップが示す処方箋〜

最優秀賞の創価大学安田ゼミは、5人に1人が発症するという認知症が予防が可能である点に着目し、予防の対象者である50代〜60代がよく利用するLINEを使って日常的に予防方法を提示してくれるチャットボットを開発。シニアがいつまでも健康で自分らしく暮らせるまちづくりを提案しました。審査委員長の西浦教授は「裾野の広い非常に良いテーマ、学生自らの経験からの発案に心を打たれました。そういった優しいまなざしを大事にして、ぜひ継続性のある取り組みをしていってほしいです」とコメントしました。


創価大学安田ゼミteamACT

優秀賞の東京経済大学山本ゼミ御朱印班は、御朱印を取り入れた、記憶に残り再訪性の高いイベントを提案。山本ゼミは2015年から3年連続の受賞となりました。電気通信大学 西野ゼミは自然な言語コミュニケーションを重視した高齢者の見守りロボットを提案。初出場での受賞となりました。


左:東京経済大学山本ゼミ御朱印班 右:電気通信大学 西野ゼミ

奨励賞の実践女子大学チームトリプルCは「家庭科」をキーワードにしたコミュニティカフェを提案。実践女子大学は2年連続の本選進出です。東京経済大学山本ゼミ東大和市班は「物語性」に着目して郷土料理を体験するイベントを開催。地域への愛着向上を目指した提案を発表しました。中央大学 細野ゼミはアンケート分析から得られた知見から、ららぽーと立川立飛でのシニアとキッズを対象としたファッションショーを提案しました。

出場した学生からは「涙がでるくらい悔しいです。だけど大好きな日野市のためにこれからもまちづくりの活動を継続していきます」「来年からは社会人として多摩地域を離れてしまいますが、後輩達に多摩地域への思いを託します」など、まちづくりに対するさまざまな熱い思いが語られました。

多摩の学生まちづくり・ものづくりコンペティション2017
主催:公益社団法人学術・文化・産業ネットワーク多摩
協力:国営昭和記念公園、日本経済新聞社多摩支局
後援:立川市、日野市、八王子市、小金井市、羽村市、福生市、町田市、多摩市、(公財)東京市町村自治調査会

「多摩の学生まちづくり・ものづくりコンペティション2017」の報告書は2018年3月上旬にネットワーク多摩ホームページに掲載予定です。

〈2018年1月15日更新〉
まちづくりコンペティション2017の記事が各大学ホームページにて掲載されています。

創価大学ホームページ
「第4回多摩の学生まちづくり・ものづくりコンペティション2017」で経営学部・安田賢憲ゼミが最優秀賞に!

東京経済大学ホームページ
【読売新聞(多摩版)12/17】「多摩の学生まちづくり・ものづくりコンペティション2017」山本ゼミのチームが本選で優秀賞獲得

電気通信大学ホームページ
香曽我部多門さん、細川純平さん(情報学専攻博士前期2年)、當瀬武さん (情報学専攻博士前期1年)が、「まちづくり・ものづくりコンペティション 2017」において優秀賞を受賞